社会福祉法人幸清会 2024年度 基本方針(Purpose)

2023年4月28日に創立50周年を迎え、祝賀会等は行えませんでしたが、各種の50周年記念事業や記念誌の発刊も行うことができ、これまでの50年を振り返り、これからの50年先を見据える1年になりました。正に、法人の歴史や伝統、文化などの幸清会のレガシー(Legacy)、世代から世代へ受け継ぐべき情報を役職員が共有し、これからもひとり一人が何を大切にし、何を守ってゆくべきかを考えることが出来ました。このことによって、幸清会に働く者として、共通の法人の価値観とその全体像を見据えることができたのではないかと考えました。そのため、1年かけてこれからの50年に向けて理念やミッション(Mission)やビジョン(Vision)を整理しました。
法人がいくら理想を語っても、語るだけでは何も生まれません。「夢」と「情熱」をもって、これからどのように実践するのか、どのように動き続けるのかを具体的に事業計画に反映致します。
幸清会はこの50年間、多くの人に借りをつくりながら歩み続けてきました。その借りをコツコツと返しながら歩み続ける一歩を、2024年度から踏み出します。

これからの50年を見据えた幸清会の果たすべき使命としてのミッション(Mission)は、

専門的な知識と技術を持ち、
高齢者にとって望ましい適切なケア環境を整え、
たえず適度な刺激を与えることによって、高齢者が持っている健康な能力を引き出すような、
そして何よりも、高齢者の自尊心が高められるようなケアを提供する


ことを存在意義と捉え、幸清会のこれからの将来像・ビジョン(Vision)として、

「穏やかで、楽しい、尊厳ある生活を創造する」
「その人らしい、あたりまえの生活を創造する」


ことをこれからの目標・展望として実践します。

幸清会の道標となる基本理念(Philosophy)は、

「高齢者のより良い生活と人生を拓く」


ことであり、法人の基盤となる経営理念(Corporate Philosophy)の、

『安(やす)きに居(お)りて危(あや)うきを思い、至誠(しせい)にして思(し)誠(せい)を尽(つ)くし、是(ぜ)好日(こうじつ)を成(な)す』


ことを肝に銘じながら、これらを法人全体に浸透させ、役職員の意識を統一して歩む1年にします。
また、2024年度は、昨年取り組みを進めた特定技能受け入れ機関の支援機関内製化も順調に行われていることから、現在受け入れているベトナムからの外国人技能実習生が期間満了を迎える2025年に向けて、今後もミャンマーなどの特定技能外国人材を確保するとともに、外国人材への教育に力を注ぎながら、社会福祉法人としての使命を果たすように、この1年を通して利用する人やご家族、地域住民のみなさまにさらにお役に立てるよう、2024年度事業計画に基づき、効率的で効果的な経営に努めます。


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